個人事業主・フリーランスに上限100万円を給付

個人事業主に100万円
【追記 令和2年4月27日】
経済産業省から持続化給付金申請に関する速報が出ました。今まで開示されている内容から一部変更している点もありますので、詳しくはこちらを見てご確認ください。
持続化給付金申請要項(申請ガイダンス)個人事業者等向け

個人事業主やフリーランスの皆さんは、新型コロナウイルスの影響によって厳しい状況になっているケースが多いと思います。

文化芸術を始め、幅広い分野で社会を支えている個人事業主やフリーランスの皆さんの事業の継続と再起の糧とするために、事業全般に広く使える給付金制度として、4月7日に経済産業省から発表された内容を解説します。

今、決まっているのは給付するということだけ(令和2年4月11日)

個人事業主やフリーランスに上限100万円。中小企業へ上限200万円を給付するということだけが決まっています。(2020年4月11日現在)
また、上限が決められているように、昨年の事業収入から減った分を給付することになります。

事業継続に困っている中小・小規模事業者などへ「2兆4276億円」

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策のなかで、継続化給付金として発表されました。個人事業主・フリーランスだけでなく中小企業などへも給付金として2兆4276億円を支援することが4月7日に経済産業省より発表されました。

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給付額の計算方法

背景01

【前年の総売上(事業収入)】ー【前年同月比▲50%月の売上×12ヶ月】
※個人事業主など:100万円以内、中小企業:200万円以内
同月比で半減の月があれば、それを年間収益として12倍して、昨年と比較し差額として給付対象にします。
この計算方法でいけば、一番影響を受けた月で計算することで、満額に近い給付を受けることは、できる可能性があります。

申請方法

速やかに困っている個人事業主やフリーランスに給付を行うために、WEBを用いた電子申請になると発表されています。
電子申請を行うことが困難な方には窓口対応もされるということです。

また「GビズID」という行政サービスへのログインをラクにするログインサービスが必要という話もありましたが、それは必要なく申請できることになりました。

まとめ

今回の給付金に関しては、令和2年度の補正予算成立後に実施されます。国会では、一世帯にマスク2枚がどうだとか、どうでもいいことを議論したりしていますが、まず、補正予算を一日でも早く成立させて、苦しんでいる個人事業主、中小企業を助けてほしいと思います。

新型コロナウイルスの影響は、1、2ヶ月で終わるモノではありません。こういうときだからこそ、第2の矢、第3の矢を文字通り矢継ぎ早に放ってほしいと思います。それが、国民が政治に求めるリーダーシップだと。

中小企業庁への問い合わせは
金融・給付金相談窓口 03−3501−1544
※平日・休日9時〜17時

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Keiichiro SAITO

Keiichiro SAITO

ファイナンシャル・プランナー

令和元年から「金融知識が人生を変える!」をテーマにブログを書いているファイナンシャル・プランナー
▶︎社会人として製薬会社の営業でスタート▶︎社会に役に立つポイントが違うと保険会社へ転職▶︎法人・個人のファイナンス全般のコンサルティング。保険代理店所属
常に新しいことにチャレンジしたい。物事に執着したくない。47歳の東大阪市に住む「FPおじさん」

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