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医療保険を選ぶ際に「入院一時金」というワードが増えてきました。
特に、よく聞くようになったのは、最近の2から3年ぐらいです。
以前から医療保険に加入されている方は、あまり聞いたことがない単語かもしれません。
「入院一時金」がもてはやされるようになったのは、医療保険は非常に競争率が高い分野だからです。
商品開発も日進月歩、今まで無かった新しい機能を増やそうと、保険会社が必死に商品開発をした結果です。
いままでの医療保険と比べた違いや、今後の入院医療の変化についても触れます。
もくじ
「入院一時金」は必要なのか?
入院一時金は、一日でも入院したら、5万円、10万円といったまとまった給付金を受け取ることができるという医療保険です。
いままでの医療保険では、一泊二日の入院で、1万円程度しか給付がないこともありましたが、この入院一時金があれば、まとまった額の給付金が支払われます。
最近の医療の現場では入院日数がどんどん短くなっています。以前の入院保険と医療の現場のギャップが生まれるようになりました。
まとまった給付金をもらうことで、入院の準備に必要な資金に充当でき、患者さんや家族にとっては、とっても喜ばれる給付金になっています。
そして、短い入院だったとしても「医療保険に入ってて助かった」という話が医療保険のイメージアップにつながるという側面もあります。
保険会社から見れば、新しい特徴のある商品を開発することで販売促進に利用しているという側面も否めません。
入院一時金のついた医療保険の種類
最近はやりの「入院一時金」つきの保険ですが、種類が2つあります。
- 従来の入院一日〇〇〇〇円の医療保険にプラスされているもの
- 入院一時金のみで入ることができるもの
②のタイプは最近、商品開発されてきたもので、現代の医療制度にあって来ていると言えます。シンプルに設計できるため、保険料が割安に抑えられることもあります。
長期入院や、手術を伴う入院のときは、従来の医療保険が威力を発揮しますが、入院一時金タイプは一ヶ月に一度の支払いタイプになっているため、月をまたいでも支払いされます。
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入院一時金のついた医療保険の選び方
将来、どんな病気になって、どんな治療をするかわからない。
だから今、考えられる最良な医療保険を選ぶということが大事になってきます。
今後の、医療制度がどう変わるのか?
未来のことはわかりません。
将来どんな最新治療ができたとしても、役に立つ医療保険である必要があります。
入院日数が減っていく中で、どんな大きな治療をしてもキチンと支払ってくれる医療保険を選択したいという、切実な思いに、医療保険は対応しなくてはなりません。
もし、その期待を裏切ることが少ない医療保険を選ぶとするなら、入院一時金がついた医療保険を選ぶのが、今の時点では良いかもしれません。
がんの治療だったとしても、これからも入院日数は減っていきます。
それは手術の簡素化、抗がん剤の副作用が少なくなっていくからです。
医療保険もできるだけ未来に合わせたものにしていきたいです。
2.今、長期入院しても対応できるのか?
自分にあった医療保険を選ぶ
自分にあった医療保険を選ぶには、今の自分の年齢や健康状態。そして、自分の親や、祖父母がどんな治療をしてどんな医療を受けているかなどを冷静に分析する必要があると思います。
そしてあなたが、実際に入院手術するときには、今とは違う医療技術、医療制度で治療を受けることになります。
今後の医療の展望を考えたとき、考えることは次の二つ
2.受けたい治療を受けたいなら、お金が必要になる。
まとめ
入院一時金を新たにつける場合、それにかかる費用がいくらになるのかを確認してください。そして、未来の自分が使う医療保険であることをキチンと理解することが大事だと思います。
この視点でもう一度自分の医療保険を点検してみてください。
そのためにも、一緒に考えてくれる、ファイナンシャルプランナーの存在は大切になってきます。