糖尿病と診断されたら、もう医療保険に入ることはできないと思っていませんか?
実際に糖尿病になれば、食事制限、運動療法、薬物治療、インスリンの注射。
なかなか治らないし、合併症も怖い。
そんな悪いイメージをお持ちの方も多いと思います。
確かに、糖尿病をキチンと理解せず放置すれば、とても命に関わる怖い病気であることは事実です。
しかし、最近の事情は変わってきました。詳しく解説します。
もくじ
「糖尿病」=「医療保険に入れない」!?
これが、いままでの常識でした。
しかし、医療の進歩と糖尿病の患者さんたちの治療実績にともなって、必ずしも医療保険に入れないという状況は変わってきました。
具体的に加入が可能なのは2つのタイプです。
②一般の医療保険のなかで、糖尿病に対して査定がゆるくなったもの
緩和型医療保険とは「持病があっても入りやすい医療保険」
「持病があっても入りやすい医療保険」というCMでおなじみの医療保険です。
糖尿病の方でも入ることが可能であるケースが多いタイプになります。
緩和型医療保険は、健康告知項目を2つから5つ程度にしぼって、持病があっても入りやすくした保険です。
そして持病をもつ方々が加入しているので、保険料が一般の医療保険より割高になっています。
一方、いままでの一般型の医療保険は、健康状態が良好な方を選ぶため、持病がある方は入ることができず、既に加入している人たちとのバランスをとって、適正な保険料を決定しています。
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一般型の医療保険のなかで、糖尿病の査定がゆるくなったものも
前項でも書いたように、一般型の医療保険では糖尿病の方は、非常に入りにくい状況が続いていました。
しかし最近、新たに医療保険の分野に挑戦してきた会社の商品などは、糖尿病であっても入りやすくなっています。
例えば、治療中でも
- 2型糖尿病
- 糖尿病の発症が中年になってから
- HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)・血糖値が正常値にコントロール
- インスリン治療なし
などのケースは、入ることができる医療保険があります。(まだまだ少数派です。)
具体的には、告知内容によって、保険会社が決めますので必ずしも加入できるとは限りません。
残念ながら、入ることができるかどうかの情報は、非公開であるため、実際に入ることができるかどうかは申込みを行って、結果を見てみるしかありません。
一般型の医療保険加入を検討されている方へ
ここでは、具体的な保険会社名や商品名をお伝えすることはできません。
なぜなら引受基準は非公開であるからです。
もし、糖尿病治療中で一般型の医療保険に加入を検討されている方は、複数の保険会社を取り扱う、経験豊富な営業マンに相談するのが良いと思います。
あきらめずに、相談してみましょう!