いままで一度も投資をしたことないという【投資超初心者】向けです。
3月27日の日経新聞の記事に「ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入」という記事が載りました。
潜在的に運用をしてみたいという人がたくさんいらしゃるということだと思います。
そこで、ここでは、いろいろな情報があふれている中、リスクのある投資に初めて挑戦したいという人たちのため、安全に長期的資産形成ができるインデックス投資のやり方を3つ選んでご紹介します。銀行にコツコツ貯めているが全く増えないと悩んでおられる方は是非ご覧ください。
もくじ
インデックス投資をするには、いろいろな方法がある
まず、今回紹介する「インデックス投資」について簡単にご説明します。
インデックス投資は「【投資初心者】インデックス投資をはじめてみよう」で詳しく説明していますので、ここでの説明は簡単に、基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のことです。
インッデクス投資でも特に、決まったタイミングで決まった金額を投資し続ける積み立て投資を取り上げます。具体的には毎月1万円をコツコツ積み立てるといった具合です。この投資術を「ドルコスト平均法」と呼びます。以前に「株価の乱高下でも鼻歌交じりの投資術ドルコスト平均法」という記事を書きましたので詳しくはそちらをご覧ください。
現在は新型コロナウイルスによる社会不安から投資環境にも大きな影響が出ています。
今回の投資術は、そういった投資環境の変化にはとらわれることなく、安心して長期的な資産形成をするための投資方法になります。
つまり、一般的な投資のイメージとして根強い、トヨタ自動車、武田薬品工業、外国でいえばアマゾンやマイクロソフトの株を買って、毎日のように株価をチェックするという投資方法とは別のものになります。
もし、そういった短期的な利益を追求されて、この記事にたどり着いてしまった人は、本当にごめんなさい。違うページを探してください。
「購入ルート・手段」と「ファンド種類」を選びます
今回は、長期的な成長がみこめるアメリカの株価の指標である「S&P500」が、いまはインデックスファンドの最初の候補となるでしょう。
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初心者におすすめインデックスファンド購入の仕方3選
インデックスファンドに積み立てる手段の代表選手3つを紹介します。
投資信託積立
投資信託は、証券会社に口座を開設して、自分が調べている投資信託を選択する必要があります。たくさんの選択肢から選ぶのがむずかしいという初心者が多いと思います。
手数料、トラッキングエラー、資産運用残高、信託期間などを考えて選ぶといいのですが、今回はこれらを考えた上でのおすすめとして「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」を紹介しておきます。
また、投資信託は税金を考えなくてはなりません。売却益、償還益への課税として、所得税15%、住民税5%に、2037年末までは復興特別所得税の0.315%が加算され、合計で20.315%の申告分離課税が適用されます。
私が利用しているのは、ネット証券最大手のSBI証券です。日経新聞の記事にもありますが、この2月に10万件の新規口座開設があったのは、SBI証券と楽天証券の二つでした。
つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)
投資信託を基礎として、税金の特例が認められている代表に「つみたてNISA」と「iDeCo(イデコ)」があります。どちらも投資信託の時と同じく、証券会社からの申し込みが必要になります。興味のある方は、証券会社のページに行ってみてください。
変額個人年金・変額保険
証券会社に口座を持たなくても、投資信託のように複数の企業に分散しながら投資をすることができます。
この二つの商品は、生命保険会社で販売しています。変額保険の販売資格のある募集人からリスクなどについてキチンと説明と助言を受けることが大切です。
特徴としては運用益に対して、投資信託のように所得税がかかるわけではなく、一時所得としての課税になります。
一時所得のメリットは、一時所得の課税所得金額は、運用益(一時所得の金額-経費)が50万円までは課税されない上に、2分の1になります。
まとめ
新型コロナウイルスパンデミックによる株急落で、投資を始めようと思われた方も多いと思います。インデックス投資は、そういった株価の急落などには関係なく始められる初心者にはうってつけの運用です。
きっかけは株急落だとしても、この時期に始めるのは悪いタイミングではありません。そうです始めようと思ったときが、始めるタイミングだからです。
長期的な資産形成は、今の私たちにとって今や避けることのできないアイテムです。20代30代の方に是非挑戦してもらいたいとおもっています。もちろん、40代50代60代の方も。人生は100年時代ですから。